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奇談(死ぬほど長い)

お題「誰にも信じてもらえない体験」

こんばんは、怪談奇談系に弱い斉藤です

某オモシロ媒体の某漫画家のラジオで不定期でやる怪談奇談のコーナーがめちゃくちゃ好きでして

それ聞いてたら何となーく思い出して書いてみようと思った次第です

私何故か分からないんですけど、霊感ない上に心霊スポット系に行かないのに怪談系のあれに会うことが多いんですよ

例えば友達の家でやたら白い身長が大きい人に遭遇するとか

あと人間こえーな…みたいなこととか

今日はそんな話でして

と言っても怪談ではないです

人間こえーな的な話です

 

私は以前に、旅行してえなーうはは!というクソみたいな理由で派遣をしてたことがあります

最初に行ったのは天下のマツダの下請けの某県の部品工場なんです

そこは朝8時から20時までの中々にハードな場所で、居酒屋とかでぬるく働いてた私にとっては面白いくらい疲れる仕事でした

その時一緒に行ってた友達(女)がいまして

この人すごいんですけど、この仕事に就く前はニートしてたんですよね

ニートから急に派遣して男に囲まれる生活、さらに親元を離れた生活が初めてで色々ストレスが溜まっていたんでしょう

私に辛く当たることが多くなってきました

私は私で、慣れない仕事に残業が多く、上司からはいびられまくっていたので

これ以上ストレスを溜めまいとし、喧嘩も程々にして、田舎すぎたので星空が綺麗で天体観測を趣味にしてたんです

とても綺麗でした、あの星空は

その日も普通にいつもと変わらずにいびられ、八つ当たりをされ、そろそろ身体的にも精神的にも辛かったのでやれ空でも見上げるかなと、外に出て星を見ていました

あーあ、すごく綺麗だなぁ、ため息でるなぁと思いながら、持ってきてたホットコーヒーをちびちび飲んでました

体があったまってきたし、そろそろ家のことしないとなぁと思い、家に帰ろうとしました

引き止めるかのように電話がかかってきたんです

それは実家の母からで、いつも母は私たちのことを気にかけてくれてて、事あるごとに何かを持ってきてくれてました

この電話もそうなんだろうなぁと思い、電話に出てたわいない話をしていました

 

私はいつも、家の目の前に公園がありそこでいつも天体観測をしていたのですが、その日はとても寒く、家にすぐ帰れるように目と鼻の先で天体観測していました

 

それが悪かったんでしょうね

いつものように電話していると、私が暮らしていた家のインターホンが何かおかしいのです

何か、光っているような…

思わず電話を切り、インターホンをじっと見つめてしまいました

どう考えても光っている!

思わず私は、真夜中だというのに叫びそうになりました

何故かというと、インターホンの仕組み上夜になると、家の中からインターホンを取った時のみ、外に取り付けてあるインターホンが光り、相手の顔が見えるようになっているのです

ということは、外をよく見るために来客者がいるわけでもないのにインターホンを取っているわけです

急に怖くなり、固まっていました

絶対これは、友達の仕業に違いない

あいつは私のことを監視してるのか!とっちめてやる!と怒りながらドアに向かって行きました

すると、ドアが少し開いていました

え?ドアが?

急にとても怖くなり、急いで家に帰りました

ドア付近に近寄ると、光っていたインターホンの光が消えました

もうこれは…と半泣きになりながら、家のドアを開けました

そこに待ち受けていたのは、何か棒のようなものを持った友人の姿が

ひどく恐ろしくなり、私はもう玄関で失神しそうになりました

泡を吹きそうな私に、彼女が一言

「おかえり。随分遅かったね

何してたの?私に教えてよ」

いつもより優しい、派遣をする前の彼女と同じような声音で私に問うてくるのが、その時の私には十分すぎるぐらいに恐ろしかったものです

 

その後、天体観測だと報告した私には手を出してこなかったのですが、そんなことがあった後なのでとてもではありませんが寝られるはずもなく、ずっと起きていました

そして次の日、私は友人には黙って会社を辞め、地元に帰りました

今でもその友達とは会っていませんし、連絡もつかないようにしています